OM-D E-M1 MarkIII(Mark3)にOM-D E-M1 MarkII(Mark2)から買い替えたい。違いは何?【カメラ沼】

OM-D E-M1 MarkIIIが欲しい。

手元にOM-D E-M1 MarkIIがあるのですが、いいカメラです。

軽いし、レンズの写りはいいし、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROと合わせて6.5段の手ブレ補正がえげつないくらいに効く。

そして雨に濡らしてもOLYMPUS自慢の防塵防滴で超安心。

というわけでかなり満足度は高いのですが・・・やはり新型は気になるわけです。
このままでは気になりすぎて仕事が手に付かない!!

というわけで買い換えるとどのくらいの違いがあるか調べてみました!!

OM-D E-M1 MarkIIがと比べて何が変わった?

  • 待望のマルチセレクターがついた
  • 手持ちハイレゾショットができる
  • 手ブレ補正が最大6.5段→7.5段にアップ
  • ライブNDが使える
  • シャッター耐久性が40万回にアップ
  • 画像処理エンジンがTruePic VIII→TruePic IXにパワーアップ
  • モードダイヤルの項目からiAUTOとARTがなくなり、BとC4に変更。玄人向けになった。
  • 顔認識強化!
  • 星空AF
  • AF基礎体力も向上

新機能を載せつつ、基本機能もしっかりと強化されていますね。

OM-D E-M1 MarkIIIに買い換えるメリットは?

待望のマルチセレクターがついた

他社の一眼レフやミラーレスにはもう当たり前のようについているマルチセレクターですが、OM-D E-M1 MarkIIにはないのです。

マルチセレクターがあれば右手親指のポジション変更がいらないため、こまめにAFポイントを変更する場合はボタンより格段に早いです。

さらに、空いたボタンにファンクション色々登録できるのが便利!

手持ちハイレゾショットができる

手持ちハイレゾショットを使えば、フルサイズ高画素機に匹敵する5000万画素の画像を撮影することができます!

フルサイズミラーレスは一眼レフよりも軽くなったとはいえ、レンズを含めるとやはりずっしりきます。
マイクロフォーサーズの軽量装備でフルサイズ高画素機に匹敵する画像が撮影できるとなると、機動力が段違いに上がります。

また、手持ちハイレゾショットは画像16枚を合成して1枚の画像を生成してくれるため、画像ノイズをとてもきれいに除去してくれるようです。

手ブレ補正が最大6.5段→7.5段にアップ

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROを装着時7.5段、それ以外のレンズでも7.0段分の手ブレを補正してくれます。

手持ちで気合入れれば10秒くらいは行けるらしいです・・・もう異次元。

OM-D E-M1 MarkIIでも長時間手持ち撮影で夜景がキレイに撮れるのですが、OM-D E-M1 MarkIIIでは夜景どころか手持ちで星が撮れるレベルです。

だから星空AFがついたのか!

バリアングル撮影時にアイセンサーを反応しないように設定ができる

筆者はバリアングルモニターやチルトモニターを使う際、できるだけ安定させるために中判カメラのようにおなかの前で構える癖があります。ですが、残念ながらOM-D E-M1 MarkIIでこれをするとアイセンサーが反応してしまい、バリアングルモニターが消えてしまうのです。

折角アイセンサーがついているのにボタンでEVFとモニターの切り替えをするのは面倒・・・

そしたらなんと、OM-D E-M1 MarkIIIはバリアングルモニターを開いた際にアイセンサーが反応しないように設定が可能!!

これで快適にウエストレベル撮影ができる!!

画像処理エンジンがTruePic VIII→TruePic IXにパワーアップ

今回センサーは変更がないようですが、画像処理エンジンがTruePic VIIIからTruePic IXにパワーアップしている影響で高感度ノイズ耐性が向上しています。

サンプルから判断するにおおよそ1/2段分くらいではありますが、素直にありがたいです。

ライブNDが使える

NDフィルターの取り付け面倒くさくないですか?

筆者はそのせいでNDフィルターをあまり使えていないのですが、NDフィルターがいつでもすぐに使えることで使い方が上達しそうです。普通と違う使い方もしやすいので面白い写真が撮れるかもしれません。

OM-D E-M1 MarkIIIに買い換えるデメリットは?

お値段!

実際のところ20万円近くのクラスとなると、他のメーカーのカメラの影がちらついて来てしまうのが一番のネックです。

オリンパスのミラーレス一眼の強みは、

  • ダントツの防塵防滴
  • 驚異的な手ブレ補正
  • マイクロフォーサーズゆえの軽さとフォーカシングレンジの広さ

なので、これが最優先で必要なのであればOM-D E-M1 MarkIIIは最高です。

ですが富士フイルムのX-T3 or X-T4、あるいはもう少し頑張るとα7IIIも選べる価格帯なんですよね。
中古でよければE-M1Xも手が届きます。縦グリップ一体型の安心感が手に入る。

悩ましいです。

結局、買い替えたほうが幸せになれるのはどんな人?

  • 他社で使ったマルチセレクターの感触が忘れられない人
  • 手持ちハイレゾショットが使いたくてたまらないが縦グリップ一体型はバッグに入らない人
  • マイクロフォーサーズで少しでも高感度での画質を確保したい人
  • 手持ち撮影時に使えるシャッタスピードの長さを倍にしたい人
  • アイセンサー自動切り替え派で、バリアングル撮影時におなかにカメラを当てるタイプの人

細かい不満点がしっかりと改修されていて、間違いなく満足度は高そうです。

下取りで買い換えるとするとおよそ12万円ほど掛かりそうですが、上記の差に12万円を払えるかどうかが肝ですね。

今の所保留しとこう・・・。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *