カメラを始めるための最初の1台目はどう選べばいい?【入門編】

スマホでもきれいな写真が取れる時代になりましたが、やっぱりここ一番の写真はいいカメラで撮影したい!!

とはいえ、ちまたの電気屋さんに行くとたくさんのカメラがあって選びきれない・・・

カメラ屋さんはなんか敷居が高そう・・・

なので、週に3回はカメラ屋に足を運ぶカメラ好きの私が、初心者の方におすすめしたいカメラをチョイスしました!調べてる最中うっかりカメラ買うところだった

ファーストカメラ選びの参考にしてみてください!

なんでこんなに種類があるの?

さてさて、たくさんの種類のカメラが店頭に並んでいますが、それには理由があります。

それは、カメラによって得意な撮影ジャンルやシチュエーションが違うからなのです。

例えば、家族で旅行に出かけるときは小さめのカメラのほうが楽ちんですし、運動会でお子さんを撮るときには動くものを撮りやすい一眼レフのほうがいい写真が撮れます。

そのため、まずはカメラで何を撮りたいかを決めると満足の行くカメラ選びができます。

いくつか、カメラを使う想定シーンと、各シーンでのおすすめのカメラをご紹介していきます!

家族との幸せな日常スナップを撮りたい!

OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

オリンパスのミラーレスカメラOLYMPUS OM-D E-M10 Mark IIIと、 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROレンズの組み合わせをおすすめします。

ミラーレスカメラは軽くて小さいため取り回しやすく、荷物の多い家族とのお出かけの際も持っていけるスペースが確保できるサイズです。

OM-D E-M10 Mark IIIは少し古いモデルのためお買い得な値段になっています。少し古いとはいえ手ブレ補正が強力で、夜景や室内でも使いやすいカメラです。

また組み合わせるM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROレンズは2020年3月発売の最新レンズ。

オリンパスでPROがついているレンズは非常に高性能で写りが良いのですが、重くて大きくなってしまうのがネックでした(フルサイズレンズよりは非常に軽いですが)。

最新のM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROは非常にいい写りを保ったまま軽量化し、PROシリーズ最軽量となりました。レンズと組み合わせて616gと、ペットボトル1本よりもうちょっと重いくらいでハイクラスな写りが手に入ります。

また、このレンズはレンズの先端4cmくらいのすごく近い位置からピントが合わせられるため、お子さんのちっちゃな手も画面いっぱいに撮影できます。

お値段は合わせて13万円ほどです。

運動会や屋外のスポーツで活躍するお子さんを撮りたい!

EOS Kiss X9i ダブルズームキット

キヤノンの一眼レフ、EOS Kiss X9iのダブルズームキットをおすすめします。

ミラーレスも随分オートフォーカス性能が上がりましたが、動き回るものに対しては一眼レフのほうがオートフォーカス性能が優れています(入門用モデルでは。高級モデルはどちらも別次元です・・・)。

EOS Kiss X9iは入門用とはいえ、一昔前のプロ機と同じオートフォーカス性能を持っていますので、全力疾走するお子さんを難なく撮影することができます。

ただ、このときは絶対にファインダーを使ってください。ファインダーと背面の液晶モニターではオートフォーカスの仕組みが違っていて、ファインダーを使ったほうが対象をより早く追いかける事ができます。

また、EOS Kiss X9iは入門用モデルではありますが、値段が倍の中級機と写り自体には差はまったくありません。そのためお買い得といえます。

競技中は主に望遠ズームレンズ EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM が活躍します。正直お値段以上に写るレンズだと思います。キヤノンのセットレンズはどちらも素晴らしい写りをしますが。

重さはすべて抱えて1kgくらい。ちょっと重いですが一眼レフでは最軽量クラスです。

お値段は10万円弱です。モデルチェンジが近いため底値かな・・・。

屋内のスポーツで活躍するお子さんを撮りたい!

EOS Kiss X9i ダブルズームキット+TAMRON SP 70-200mm F/2.8 G2 (Model A025)

さっきと同じEOS Kiss X9iのダブルズームキットですが、TAMRON SP 70-200mm F/2.8 G2 レンズの追加をおすすめします。

実は、屋内スポーツの写真を取るのはなかなか難しいです。

会場が室内なので暗いことに加え、選手は高速で動くため、普通の設定で撮影するとブレブレな写真ばっかりができあがります。

対策としては、カメラのISO感度設定を上げてシャッタースピードをできる限り早くすることが必要になるのですが、その代わりに画のノイズが増え、ザラザラとした画像になってしまいます。

ここで、明るい望遠ズームレンズ TAMRON SP 70-200mm F/2.8 G2 (Model A025)の出番です!!

カメラ用語でよく使われる明るいレンズとは何かというと、レンズを通ってカメラに当たる光の量が多いレンズを指します。光の量が多くなると、同じ明るさの写真を撮ろうとした場合に次のメリットがあります。

  • ISO感度を下げて、ノイズのザラザラ感が減らせる
  • シャッタースピードをより高速にできる
  • ボケが大きくなり、主役が目立ちやすくなる

なので、明るいレンズを使えば屋内スポーツできれいな写真が撮りやすくなります!

相手は早いので、選手だけじゃなくカメラマン側も練習は必要ですけどね。

なお、TAMRON SP 70-200mm F/2.8 G2 (Model A025)は約14万円です。
さすがに初めて買うレンズに14万出すのは難しいと思いますので、必要性を感じたら導入を検討するのがいいと思います。コレを安く感じ始めたらレンズ沼の住人の仲間入り・・・

重いカメラは無理!!でもスマホよりきれいな写真が撮りたい!!

Sony DSC-RX100M7

高級コンパクトデジタルカメラってやつです。

今までご紹介してきたカメラより1/3くらいのサイズのセンサーを使っていますが、その分小さくて軽くて持ち運びしやすくどこでも持っていけます。

それでいてスマホとは格が違う写真と動画が撮れます。

カメラの性能も半端じゃなく、オートフォーカス性能に至ってはSONYの最強フルサイズカメラα9と同じ仕組みを使っています。

顔認識機能も合わせると、もはやカメラを向けたらピントが合っているレベル。人では勝てない笑

それでいて、レンズも広角から望遠までカバーできる、超便利な高倍率ズームが搭載されています。
通常高倍率になると画質は劣るはずなのですが、そこはカールツァイスレンズの基準を突破しているだけあり、ズーム全域で素晴らしく写ります。

さらにさらに動画もプロが使うようなものが撮影できます。

まさにオールマイティーの最先端を突っ走るカメラ!

趣味人を極める。

Leica M10-P

いつかたどり着きたいM型ライカです。

すごくかっこいい。

オートフォーカスなんてありません。手動でピントを合わせます。便利な機能はほぼありません。一見すると親切なカメラではありませんが、指先が馴染んで使いこなせるようになれば最高に心地よい楽器のようなカメラです。

文字通りに桁が違う値段がしますが、カメラの歴史を作ってきた、その歴史に触れつつ贅沢な時間を過ごせること間違いありません。

あのカメラかっこいい(かわいい)、一目惚れした!

今までのおすすめとか全部置いておいて・・・

それで決定!!

愛着を持てることが、カメラ選びで最も重要です。

カメラを手に入れたら、そのカメラを今までの荷物に追加して持ち出すわけですが、やはり荷物が増えるのは大変です。

後々ボディブローのように効いてきますw

最終的には持ち出さなくなってしまうケースもちらほら・・・そして中古カメラ店に並ぶ

愛着を持ったカメラであれば、その大変さよりも使いたい欲、いい写真が撮りたい欲が出るので、使う頻度も間違いなく増えます!!

まとめ

用途別におすすめのカメラをご紹介しましたが、良さそうなカメラは見つかりましたか?

ぜひそのカメラで、心に残る写真をたくさん撮影してください!!

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